Gmailアドレスは変更できないから安易に作成すると後悔するよ

どうも、15年勤めたプロダクションを辞めて、フリーになったデザイナーの中川あるくです。

皆さんはGmailアドレスを変えたいと思ったことはありませんか?

僕は退社した会社の名称をアドレスの一部にしていたんですよね。

退社した今となっては該当箇所を削除したくてしたくてたまりません。

だって、アドレスを目にするたびに嫌な思いがこみ上げてくるんですから。

Gmailアドレスを変えたいと思った理由

前述した通り、僕は退社した会社の名称をGmailアドレスに組み込んでいました。

どうしてそんな事をしたのか、少し過去を振り返ります。

Gmailのスタートは2004年です。

このころは「Gmailをビジネスに利用して効率化を図ろう!」という動きがありました。

各地で大小様々なセミナーが開催されていました。

勤めていたデザインプロダクションでは、webやソーシャルに明るいという事で僕がそういう勉強会に参加していました。

で、勉強用に自分もGmailをつくってみるかと、なんとなく社名を含めたアドレスをつくってしまいました。

当時は会社の経営は順調で、業務はハードでしたが会社に対して悪い感情は持っていなかったんですね。

業務にも活きるし、まあいいかと。

でも、Gmailって個人が利用するもので、業務で利用するなら会社がアドレスを発行しなきゃダメですよね。

当時の僕は本当に不勉強でした。

そして、Google含め様々なwebサービスのログインIDに使用していました。

そうなるとログインのたびに退社した会社名を目にすることになります。

会社に不満があっての退社ですから、できれば辞めた会社の名称は見たくはないです。

まあ、円満な退社なんて寿退社くらいしか無いと思いますけど。

そんなわけでGmailアドレスを変更できるか調べてみました。

調べてみたけど、Gmailアドレスの変更はできない

まず結論から、基本的にGmailアドレスは変更できないと考えた方が良いです。

Gmailサービスの利用を停止、後に改めてGmailサービスを利用するという方法で新しいメールアドレスがつくれるかも?と思ってテストアカウントをつくって試してみたけれど。

2週間経っても初回に登録したGmailアドレスが消えない。

Gmailサービスを削除しても、登録したアドレスは消えません。

この方法で新しくGmailアドレスを取得できるような解説をしているブログがあったんだけどな。

そこには「削除後すぐにGmailを再取得しようとすると同一アドレスでの復活となります」という但し書きが付いていましたが、どれくらい時間が経てば良いのかは記載がなかったです。

で、Gmailサービスを削除してから2週間放置した後に再度Gmailサービスを開始したわけだけど、上記の通り、初回につくったメールアドレスが生きていて復活してしまいます。

メールアドレスを変更するために2週間以上メールが使えないとか、ありえません。

実質的にGmailアドレスは変更できないと考えた方が良いようです。

結局、1アカウントにつきGmailメールアドレスは1つしか持てない。

Gmailアドレスは変更できないので、アドレスを変えたかったら新たにアカウントからつくらないといけません。

ただし、新旧のアカウントは統合できません。

つまりアカウントとGmailアドレスを2つ持つことになります。

難解な日本語ですね。

なので、古いGmailアドレスから新しいGmailアドレスに転送設定をした上で、新しいGmailアドレスをメインに使うことになります。

Gmailアドレスはとてもパーソナルなもの、後悔しない命名を

結局、一度登録したGmailアドレスは変更できないことがわかりました。

どうしても変更したいなら新たにGoogleアカウントから作成しなおさなければなりません。

新たにGoogleアカウントを作成した場合、古いアカウントが不要であれば削除すればよいのですが、GoogleのサービスはGmailだけではありません。

すでに十分に使い込まれたアカウントだと、おいそれと削除できません。

こうなるといつまでも古いGmailアドレスが自分から切り離せないんですね。

なんだか戸籍に残る離婚の記録のようです。

望みとしては、1つのGoogleアカウントに対して複数のGmailアドレスを持てるようにサービスを改修して欲しいんだけど・・・。

というわけで、会社名や恋人の名前なんかはGmailの中に入れない方が良いと思います。

人生に絶対不変なことってないですからね。