どうも、フリーのデザイナーになったのにまだ名刺をつくっていない中川あるくです。
いやまだ屋号を決めかねてて、本番の名刺に着手できないんですよ。
・・・と言ってる間に、先日ラクスルに印刷発注したブログ名刺が出来上がりましたので、納品レポートです。
これから起業するという方や、小さな会社て印刷発注される方に読んでもらえると嬉しいかな。
今回発注した名刺印刷の仕様と料金
今回は印刷仕上がりのチェックみたいなものなので、標準的な仕様でオーダーしました。
・片面カラー
・上質紙 紙厚225kg
・翌日出荷で100枚 1,470円
・会員登録で発行される500円OFFのクーポンを使用しました 実質970円+税
・納品はクロネコメール便を指定190円
名刺の場合、他の人よりも目立つためにワザと大きめにサイズを変えることがありますね。
これやると、名刺の束から1枚だけ飛び出すんですよ。
ただ、受け取った人の立場からすると保管の際にちょっと迷惑です(笑
欧米サイズは日本サイズより一回り小さくなるので、日本国内で仕事をする場合はやめておいた方が良いですね。
他の名刺に埋没してしまって、2度と見てもらえなくなると思いますので気をつけましょう。
紙見本、印刷見本はゲットすべし
ネット印刷だろうと、地元の印刷会社だろうと紙見本と印刷見本は必ず取り寄せましょう。
印刷会社さんも、お客さんのイメージと仕上がりの差異を無くそうとしていますので、見本は提供してくれます。
ネット印刷ならwebサイト内に見本の申し込みフォームがあるはずです。
地元の印刷会社さんなら営業担当に「見本ちょうだい」と伝えましょう。
僕らの想像よりも紙の種類は多いし、印刷会社さんによって使っている紙はまちまちです。
また、インクのノリも会社ごと印刷機ごとに違います。
印刷会社を変えたことで、仕上がりが変わることはよくあります。
本当は実際の印刷に近い環境で試し刷りをする「色校正」をすると良いですが、そこそこ費用がかかります。
以前、他のネット印刷サービスで「色校正するなら、最低ロットで試しに印刷する方がいいですよ」と言われました。
最低ロットで印刷した方が色校正するより安いんですよ。
しかも本機で印刷してますから、色もそのままです。
色校正って簡易の場合は、実際に使用する印刷機で刷ってないので、若干色味が変わる場合があるんですね。
例えば3,000部印刷するなら、最初に100部色校を兼ねて印刷するってのは、ありだと思います。
印刷から納品までの流れ
今回は受付日の翌日出荷で発注しています。
ラクスルさんはじめ、ネット印刷ではアクション毎にメールで通知が届きます。
基本的にシステムの自動送信メールですが、発送と受取日の連絡はありがたいですね。
以下はラクスルさんとのやりとりです。
webサイトから印刷をオーダーすると早速以下のメールが届きます。
この後、すぐにデータを入稿しました。
すると入稿データを受け付けましたよとメールが届きます。
データ入稿受付メール
支払いとデータの受け付けをもってラクスルさんの受注となります。
ここをモタモタしてると納品が遅くなります。
データチェック完了及び最終確認の案内メール
webサイトのマイページに行って、印刷データをpdfファイルで確認します。
この段階でPIXTA提供の画像素材がアタリから実データになっていました。
あたりまえですけど、最後は自分の目で原稿を確認してGOサインを出します。
印刷上のミス以外は、発注側の責任です。
蛇足ですが、テキストなど内容に間違いがないかを確認する校正作業は基本的に発注者が行うものです。
校正しない発注者ばかりで嫌になります。
最終確認を受けての受付日確定と出荷予定日の案内メール
発注者の最終確認をもって受付日が確定、これより印刷工程に入ります。
もう印刷を止めることはできません。
印刷完了および出荷の案内メール
夕方に入稿したのに、次の日の昼過ぎに出荷。
印刷って本当に早くなったなぁ。
でも、デザイナーは人間だから、スピードに関しては越えられない壁があるからね。
これがわからない人が多くて泣ける。
受け取り
メール便ならポストインだから、待機しなくていいから助かるね。
納品された名刺の仕上がりをチェック
ケースは50枚×2束を横に並べる幅広タイプ。
シガレットケースみたいですね。
100枚のオーダーに対して、105枚入っていました。
ありがたいのですが、ケースの蓋が閉まりません(笑
紙厚は過不足ないです。
ハリもあって、安っぽく無い。
紙の色は若干黄色味があるので、ソフトな風合いになっています。
エンジの発色と相まって、落ち着いた印象の仕上がりになっています。
自分のイメージとの差もそんなに無いので、macのモニターの色味もずれてないんだなということもわかりました。
ネット印刷は横並び? 選ぶ基準について
料金と納期は、ネット印刷ならどこのサービスでもだいたい同じです。
データの作り方なんかのテクニカルサポートについても、今はどこのサービスでも非常に充実しています。
印刷だけなら、どのサービスを選んでも大差無い感じです。
違いが出てくるとしたら、チラシ以外にどんなものが刷れるかというアイテムの幅だったり、折り込み手配がてきたりといったオプション的な部分ですね。
用途に合わせて選べばいいと思います。
あとはまあ、電話で問い合わせできるところがいいかな。
問い合わせに関しては、コールセンター任せだったり、ネット印刷部門が担当したり、個別に担当者が付いたりと、会社によって違いがあります。
印刷事故を回避する最後の一手として、電話がつながるところを推しにしておきます。
ちなみにラクスルさんの問い合わせ電話番号はwebサイトの深い階層にあります。
基本的にメールで問い合わせてねってスタンスなのかも。
印刷注文の確認及びデータ入稿の案内メール